皆さんは料理をする時に野菜は洗いますか?
大概の野菜は洗った方がいいのですが、中には風味が損なわれるといった理由であったり、包装前にしっかり洗浄しているので洗わなくても良い野菜というものがあります。
最近知ったんですが、もやしも洗わなくても良い野菜になってきているようで。ちょっと軽く驚いたのでその話を今回は少ししようかと。
このページの目次
正直いつからかわからないので、もとからそうだったのかもしれないですし、ひょっとしたら生産者によって変わるかもしれないのですが、
以前は大概のもやしのパッケージには「洗ってから使用してください」というような文言が記載されていた、気がするんですよ。
なんなら「必ず加熱してからお召し上がりください」というような記載があるところもあったはず。
で、気になって調べてみたら10年前の知恵袋とかで「洗って使えって書いてあるけど」というような話がいくつか出てきていたので、
あーやっぱそうだよなと。
もやしは袋に「洗ってください」って書いてあるのが多いけど|Yahoo!知恵袋
もやしって必ず洗わないと駄目なんでしょうか?|Yahoo!知恵袋
ご存知のように、もやしは暗所で栽培されることから日光消毒されることがなく、大腸菌などの雑菌が繁殖しやすい環境におかれています。そのため包装過程で流れ作業的に水洗いしているとしても、食べる前には念の為に流水などできちんと洗ったほうが良いようです。
ソース元が知恵袋なのでなんともいえないですが、主に菌に関する理由が大きいようですね。
ただまぁ、75℃で1分以上の加熱をすれば殺菌されるようなのでしっかり加熱するのであれば過剰に心配する必要もないのかなとも思ったり。
とりあえず洗うにしろ、洗わないにしろ、生で食べるのは望ましくないということですね。
あとはそれこそ工場によって衛生環境も変わってくるでしょうから一概に断定はできないですが、個人的には以下の回答者と似たような考えで自分は今まで洗ってから使ってましたね。
もやしを育てるには水を使います、、そして水道水を使うととってもお金がかかります。なので、井戸水を使うことが多いそうです。井戸水には稀に大腸菌などの菌が含まれることがあります。水道水にはそれらの菌を殺す塩素が含まれています よって水洗いということになります。
で、先日コープで購入したもやしの裏面をふと読んでて思ったんですよね。
「洗ってください」って書いてないな、と。
そして代わりに以下のような文言が。
最新熱滅菌システムの導入により原料に付着した菌を落とし、徹底した衛生管理のもとで栽培しております。お子様から大人まで安心してお召し上がり頂ける野菜です。
ほう…。
するとあれですか、包装前も熱滅菌をしているから洗わなくても問題なく使用できるということなんでしょうかね?
いや、でも、もやしなんて熱加えたらびしゃびしゃにならんかな。。
個人的には「安心して召し上がれる」のはわかったけども、「洗わないでも使えるかどうか」という言葉がないとちょっと腑に落ちないよなぁと思いまして。
この際なので製造元のサイキ食品株式会社さんに問い合わせてみることにしました。
結論から言うと、サイキ食品さんのもやしは「包装前に水洗浄を施しているので洗ってから使用する必要はない」とのことでした。
「どこの企業もだいたいそうだとは思いますけどね〜」とも言われておった。
なるほど。
じゃあ、じゃあ、パッケージに書かれてた「熱滅菌」ってなんだったの??
ということでこれも聞いてみた。
これは原料に対しての熱滅菌ということであって、つまりはもやしの原料=緑豆(りょくとう)に対しての熱滅菌ということらしい。
なるほどね〜これは洗った方が良いかどうかとは直接は関係ない話だったんだね〜。
ただ、まったく関係ないという話でもないですよね。豆から菌が繁殖する可能性は大きいでしょうから。
まあ、なんにせよコープで買えるもやしは洗う必要はないみたいです。
「ただし、臭いだったり、気持ち的に気になるのであれば洗ってから使用していただいても結構です」とのこと。
「でも、逆に水洗いしちゃうと多少風味がおちたり、料理自体が水っぽくなるかもしれない」という懸念もあるようなので、
個人的には洗わずに使うようにしようかなと思います。
あとは今回はコープで購入したもやしに関しての話でしたが、製造者によってきっと内容は変わってくるはずなので、
もやしを使う時はとりあえず裏面の注意書きなどをしっかり読んでおいた方が良いと思いますよ。
普段は野外イベントの設営など行っています。
出来るだけ読者の方の視点に立った執筆を心がけていきます!
物静かな性格なため時折南の島に佇む某石像と勘違いされることもあるとか、ないとか。
Twitter:@100Sekizo