プログラミングなどパソコンの操作を行っていると読み方のわからない記号に出くわす場面が頻繁にあると思います。
相手に伝える際に「にょろっとしたやつ」「絵文字の笑ってる目の部分」のような説明では格好がつきません。
今回はプログラミングなどで頻繁に使われる記号の読み方について一覧にしてみました。
このページの目次
各記号ごとに「プログラマ向けと思われる呼び方」「通称(俗称)」「別名(その他の呼び名)」「用途」をそれぞれ紹介いたします。
記号の順番は適当です。用途も様々あるうちの一部を紹介しております。
通称:びっくりマーク
別名 :感嘆符、bang
用途:論理否定、不均等
通称:はてなマーク
別名:疑問符、
用途:条件判定
通称:シャープ
別名:番号符、井げた、ハッシュ、number、hash、sharp、pound
用途:1行コメント
ちなみに#と♯(シャープ)は正確には別の意味の記号になりますが、日本では#もシャープと呼ばれる方が一般的です。
通称:アンド
別名:and
用途:ビット論理積
通称:パーセント
別名:?
用途:剰余算
通称:ドルマーク
別名:?
用途:正規表現
通称:円
別名:?
用途:環境によってはバックスラッシュ「\」に変換される
通称:アットマーク
別名:単価記号、at symbol、commercial at
用途:配列変数、実行するコマンドを表示しない
通称:イコール
別名:等号
用途:変数への代入
== イコール イコール :等号として利用
!= ノットイコール :不等号として利用
通称:プラス
別名:?
用途:足し算
通称:横棒
別名:マイナス、ダッシュ、minus、
用途:引き算
通称:?
別名:アスター、スター
用途:掛け算、
通称:スラッシュ
別名:斜線
用途:割り算
通称:バックスラッシュ
別名:円
用途:エスケープ文字
Macでの入力方法:option+¥
環境によっては「¥」で表示される。
通称:縦棒
別名:バーティカルライン、パイプライン、縦線
用途:ビット論理和
通称:アンダーバー、underbar
別名:アンスコ、アンダーライン、underline
用途:識別子の一部
通称:にょろマーク
別名:ティルダ、ティルド、チルド
用途:ビット否定演算
通称:ピリオド、period
別名:終止符、小数点
用途:区切り記号
通称:コンマ
別名:カンマ
用途:引数を区切る
通称:コロン
別名:?
用途:ラベルの終わりに使われる
通称:セミコロン
別名:?
用途:文の終わりを表す
英文において;はピリオド「.」とコンマ「,」の合体でこれらの中間の役割を持つとされています。
通称:?
別名:アポストロフィ、単一引用符、quotation mark
用途:文字列を表す
始まりは上向き「‘」終わりは下向き「’」です。
アポストロフィは引用符ではなく省略記号になってくるので同じ記号でも意味は違ってきます。
通称:?
別名:二重引用符、ダブルクォテーション、double quotation
用途:文字列の表示
始まりは上向き「“」終わりは下向き「”」です。
通称:?
別名:グレイブアクセント、grave accent、抑音符、backtick
用途:括った文字をコマンドとして扱う
通称:?
別名:ハット、hat、山形、サーカムフレックス、circumflex
用途:ビット排他的論理和
通称:括弧、parentheis
別名:パーレン
用途:関数の引数、文字をグループにまとめる
通称:大なり、greater than、小なり、less than
別名:山括弧 angle bracket
用途:タグの表記
向かって左側に位置するものが対象になるので「>」が大なり、「<」が小なりです。
通称:大括弧
別名:square bracket
用途:配列の内容の定義
通称:中括弧
別名:brace、にょろ括弧、ひげ括弧
用途:ブロックの記述で使用
広く一般的にしられていない言葉は人によって各々の認識が違ってきます。
また瞬時に相手に伝えたい時に正式な呼び方よりも俗称などで伝えた方が早くてわかりやすい場合などもあります。
伝える人によってひとつの記号に対して複数の呼び方を覚えて誰にでも伝わるよう心がけておくことでより円滑なやりとりができるようになるかもしれません。
普段は野外イベントの設営など行っています。
出来るだけ読者の方の視点に立った執筆を心がけていきます!
物静かな性格なため時折南の島に佇む某石像と勘違いされることもあるとか、ないとか。
Twitter:@100Sekizo