みなさんは「さめない街の喫茶店」というマンガをご存じですか?
主人公スズメの夢の中の喫茶店での日常を描くグルメファンタジー作品で、どの料理もオシャレでメチャクチャおいしそうなんです。
今回は「さめない街の喫茶店」の魅力を伝えるため、作中に登場した料理を作ってみました!!
「さめない街の喫茶店」は、作者「はしゃ」さんがWebメディア「マトグロッソ」に掲載していたWebコミック。
ある日突然眠りから目覚めることができなくなった主人公スズメが、「ルテティア」という“さめない街”に迷い込み、キャトルという喫茶店で働く物語。キャトルの日常で訪れるクセの強い夢の住人たちに、美味しい喫茶メニューを提供するグルメファンタジーです。
優しい絵柄もさることながら、儚げな柔らかい線で描かれる立体的な世界観、スズメの心理状態を映す空間の描き方、美味しそうな料理やスイーツたちは見ていて楽しい気持ちになる作品です。
ある日突然、眠りから目覚めることができなくなったスズメは、"さめない街"「ルテティア」に迷い込み、 喫茶店キャトルで働くことに。
なぜこの街にいるのか、なぜ目覚めることができないのか、なんとなくわかってきた。
けれどあともう少しだけ、あまりにも優しくて居心地のいいこの街にいたい……。
今回作成を試みる「キャラメルオートミール(CARAMEL OAT MEAL)」は「Episode.36 なりゆき任せのコーヒーブレーク」に収録されている料理。
作中では、主人公スズメがある悩みから街のはずれまで散歩に出かけ、公園で休憩しているところで取り出しました。おいしそうな匂いにつられて、新しい出会いが生まれます。
材料はエピソードの最後に記載されています。
焦げる直前までしっかり火にかける。
火を止めてオートミールを加える時はすばやくすると◎
珍しい材料もなく、スーパーなどで仕入れやすいモノばかりです。
作中に登場した作り方は次の通り。
「カンタンそう…」と作中でも言われているように、非常にシンプルなレシピです。
Twitterでもこのレシピをもとに作っている方がいました。
最近ハマってるキャラメルオートミール(クッキー)。バターをフライパンに引いて、湿らせた砂糖でキャラメルを作り、火から降ろしてオートミールを混ぜ、あとは冷ますだけ。元レシピは『さめない街の喫茶店』2巻だけど、けっこう配合変えてる。ザクザクでおいしいし、ものすごく腹持ちいい。pic.twitter.com/wwtQK2GyZ1
— tktk (@tktk_1)November 16, 2020
メチャクチャおいしそう!これは期待ができますね!
では、インプットもしたところでさっそく実践です。
筆者はスイーツ作りの経験はありませんが、一人暮らしの経験も長いので料理くらいは作れます。
こんなにシンプルなレシピなんですから、楽勝で作れるでしょ!
まずは材料。砂糖とバター、クルミ、レーズン、そして主役のオートミール。まあ、ここまでは余裕ですね。
まずはフライパンに水を1と1/2カップくらい入れます。このくらいかな。
続けて砂糖水にするため、パールエースの砂糖を50g。
エイやっ!
うん、こんなもんかな。
続けてバターを10g。ここはイイモノにこだわって雪印バターです。
完全にバター。さすがにマーガリンにはしないでしょう。
いい色していますね、さすが雪印。
サクッ
ストン
さらばバター(`・ω・´)ゞ
イイ感じに泡立ってきたら、こいつの出番。
>>オートミール<<
セイヤッ!
んん??もう焦げてきてないか??
とりあえずレーズンとくるみを入れてみよう
そぉい!
軽く混ぜてみたけど、全然乾いてる・・
なにか・・・なにかが足りない・・・
そうだ!水だな!!
色味はよくなった気がするけど、もはやクッキーを作る感じではない
完全に炒め物である
おっイイ感じにまとまった(錯乱)
形を整えて・・・
ハイ出来上がり!!
完全にハンバーグ。良くてチャーハン。
せっかくだから味も見ておこう…
苦っ‥!ヌチャッとする!
モチのような食感。完全に違う食べ物になってる。
パンに塗ったら食べられるかもしれないけど、人様には出せない味です。
自己肯定感の高い自分でもこれは失敗だと分かります。
では今回失敗したポイントを振り返ってみましょう。
結局のところ、レシピ通りに作らなかったら、ヒドイことになったぞってところです!
ドキュメントを読まないで作ったらそりゃそうなりますね!
今回は不本意な結果ですが、いずれ腕をみがいてリベンジします!