プログラミングスクール入校前に読んでほしい失敗理由について 〜まとめ編〜

記事更新日: 2021/10/31

ライター: けーいち

ハローエンジニア!

プログラミングスクール、未経験からのエンジニアを目指す方々は大半が検討したことがあるのではないでしょうか?

 

しかし、「スクールに入ってしまえばなんとかなるか?」というと、案外そうではないのです。

プログラミングスクールのメンターとして活動しているとスムーズに卒業してエンジニアとして羽ばたいていく方々がいる一方で、

在籍期間が長くなってしまう方途中で音信不通となってしまう方がそこそこいらっしゃるんですね。

 

高い費用を払ってスクールに入校するのであれば、爆速で腕を上げて卒業&転職とコマを進めて行きたいところ。

メンターとしても、生徒さんにはトントン拍子で卒業&転職してほしいと日々感じています。

 

今回はメンターとして感じるプログラミングスクールで失敗する理由についての記事をまとめてご紹介します!

この記事を書いた人
キャリア10年超えのフルスタック(仮)エンジニア。業務委託で開発案件をこなす傍らで某プログラミングスクールでメンターをしている。エンジニア採用に携わっていたこともあるため、学習〜就職までのサポートを行う。
Twitter:@k1_searchbank

マインド設定について

まず抑えておいてほしいのはマインド設定についてです。

 

プログラミングスクールに通っている中、突然音信不通となってしまうような方は入学前のマインド設定の時点で問題を抱えている可能性が高いです。

自分が関わった生徒さんだけでも、半分くらいはこういった勘違いをされている方がいる印象があります。

 

もちろん、途中で軌道修正ができる方も多々いらっしゃるので、ぜひこれらのポイントを抑えてみてください!

 

運営者の言うことを鵜呑みにしてしまう

まず第一に挙げられるのは運営者の言うことを鵜呑みにしてしまうといったケースです。

 

無料サポートなどで対応しているスタッフは運営に携わっているので教える内容については誰よりも詳しいはずです。

しかし、プログラミングスクールに入る理由によっては、必要な知識や考えておくべきことは異なります。

 

プログラミングスクールの入校の検討理由で一番多いのは「未経験からのエンジニアへの転職」ではないでしょうか?

この場合に必要な知識はカリキュラムそのものの内容ではなく、

  • 実務レベルの技術とはなにか、その内容をサポートできる体制は整っているのか
  • 応募先企業の求めるレベルはどの程度なのか
  • 現在の転職市場はどのような状況なのか
  • 書類選考の通過率や採用率はどの程度なのか

といった情報ではないでしょうか?

運営の方が話している内容は適切でしょうか?不足はなかったでしょうか?

 

まずは、その運営者がどういった立場からアドバイスをしてくれているのか?を整理してみる必要があります。

その1

 

プログラミングスクールを卒業すればエンジニアになれると思っている

続いて多い印象があるのがこちら。

 

あくまでも、プログラミングスクールはあなたの学習や就職をサポートする環境を提供してくれるに過ぎません。

その環境を活かすも殺すも、あなた自身の行動にかかっています。

 

また、スクールの卒業後、すなわち就職ができた後はメンターからのサポートは受けられません。

現場で先輩にサポートしてもらいつつ、徐々に一人でやっていけるようになる必要があるので、学習方法や調べ方の基礎力をつける必要があるのです。

その2

 

現職/学校を辞めて通おうとする

こちらも半数とまでは行かないものの、そこそこ見受けられます。

また、すでに辞めてしまった、という方も偶にいらっしゃいます。

 

正直、転職活動を行う前に辞めてしまうのはデメリットしか無いです。

転職活動を行うのであれば、余裕を持って取り組まないと厳しい現実に直面するケースが多いです。

 

現職/学校を辞めなければならない状況もありますが、基本的には休職/休学をしてからプログラミングスクールなどの検討に入ることをおすすめしています。

その3

 

メンタルヘルスについて

続いてはメンタルヘルスについて。

 

こちらも意外と多いパターンで、自分がやり取りした生徒さんは大半がこの観点について知らないようでした。

なので、初めてやり取りする生徒さんには必ずお伝えしている内容になります。

 

うまくいかないことに対して自信を無くしてしまう

自分が関わった方のうち、音信不通になってしまう方の大半はこの傾向がありました

しかも、きちんと学習が進んでいる方でもこのケースに該当してしまうのです。

 

原因はシンプルで、進みが良い他人と比較してしまうことです。

前提条件が異なるものを比較しても仕方ないので、自分が成長している実感を持つことが大事です。

 

また、こういった方は失敗や指摘を受けた際に必要以上に凹んでしまう傾向も見られたため、指摘は指摘として受け止めるマインドも大切になってきます。

その1

 

無理して体やメンタルを壊してしまう

以外に感じるかもしれませんが、プログラミングって頭脳労働のため意外と疲れるんです。

でも、肉体労働とは違って自分が疲れていることに気づきにくいんですよね。

 

具体的なところだと、疲れてくると集中力が切れたり覚えるペースが落ちたりするんですが、記録を取っていなければ気づきにくい物となっています。

また、こまめな休憩を挟む習慣をつけることも有効な対策となっています。

その2

 

まとめ

今回はプログラミングスクールでのありがちな失敗と対策について触れた記事を改めて整理してみました。

あなたのプログラミングスクールライフがより良いものになることを願っています。

 

この記事を読んで、気になることや相談したいことが出てきたら、Twitterやマシュマロでお気軽に相談を投げてみてください!

この記事を書いたライター

けーいち

著者プロフィール

こんにちは、「けーいち」です!

普段はエンジニアとして、システムの設計や開発を行っています。

エンジニアをやっているからこその「質の高い情報発信」を目指してがんばります!

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