インターノウス株式会社の運営するエンジニアスクールを調べていると、
「プログラマカレッジ」と「エンジニアカレッジ」という似たようなふたつの名前のスクールがヒットしてくると思います。
今回はこの両者のスクールを比較しながら、どちらを受講するべきかの解説をしていきたいと思います。
以下はプログラマカレッジとエンジニアカレッジの比較表になります。
料金 | 無料 | 無料 |
違約金 | なし | なし |
学習内容 | プログラミング | ネットワーク/サーバー構築 |
学習方法 | オンライン | オンライン |
学習期間 | 3ヶ月(その後就活1ヶ月) | 2~3ヶ月(その後就活1ヶ月) |
学習時間 | 420時間 | 40~280時間 |
受講時間帯 | 10時~18時 | 10時~18時 |
質問可能時間帯 | 10時~18時 | 10時~18時 |
学習開始時期 | 毎月初め・いつでも | 毎月初め・いつでも |
対象年齢 | 22歳~26歳 | 22歳~26歳 |
相違点がある箇所は赤字で表示してあります。
上記を見ての通り、スクールの受講形態に関しては共通している点がほとんどです。
両者の大きな相違点としては
になります。
画像引用:プログラマカレッジ公式HP
プログラマカレッジではオンライン教材を用いてJavaをメインとした様々なプログラミング言語*の基礎を学習した後、
最終課題として生徒同士でチームを組んでECサイトの開発を目指します。
主に就職先として考えられるのは開発系エンジニアです。
※習得可能技術の中にRubyなどの言語も掲載がされていますが、進捗の早い人に限定されているようなので、ほぼ無いに等しいと思っておいた方が良いと思います。
エンジニアカレッジでは主にLinuxを用いたWEBサーバーの構築など、いわゆるITインフラについての学習をしていきます。
主に考えられる就職先はインフラ系エンジニアです。
前述の通り、プログラマカレッジでは開発系エンジニアになることを目指して学習を進めていきます。
開発系エンジニアとインフラ系エンジニアでは業務内容が変わってくるため、当然就職先も変わってきます。
ですが、
実は皮肉なことに、開発系エンジニアを目指して就職活動を行っていたのに結果としてインフラ系エンジニアになったという話は頻繁に見聞きすることがあります。
そしてその逆のパターンはあまり聞いたことがありません。
つまり、
プログラミングの学習をしておけば開発系とインフラ系の両方を就職先の候補として考えることも現実的には可能であるということです。
ここまで記事を読み進めてみて、
それでも「どちらが良いのか迷う」というのであれば定期的に開催されている無料の説明会に参加されることをおすすめいたします。
どうしても時差が生じてしまうことから、ネット上に転がる情報だけで正確な情報をすべて得るということはできません。
説明会に参加すると、以下のようなメリットがあります。
少し考えてみて、「なかなか答えが出なそうだ」というのであればまずは説明会に参加してみてはどうでしょうか。
あと、これは何にでも言えることなんですが、
何か習い事を始めるときは基本的に気になったスクールの説明会は一通り全部参加した方が良いです。
少々手間はかかるし、面倒であることは重々承知ですが、
「他もたいして変わらないだろう」
と高を括っていると後になって大きな機会損失になりかねないことが往々にしてあったりします。自分はそうでした。
何事も出だしが一番肝心だったりするものですので、参考にしていただけたらと。
皆様の今後のスクールライフに悔いが残らないよう、この記事がお役に立っていれば幸いです。
普段は野外イベントの設営など行っています。
出来るだけ読者の方の視点に立った執筆を心がけていきます!
物静かな性格なため時折南の島に佇む某石像と勘違いされることもあるとか、ないとか。
Twitter:@100Sekizo