現役プログラマーが考えるMacbook airのメリット デメリット

記事更新日: 2021/10/31

ライター: けーいち

ハローエンジニア!

 

駆け出しエンジニアといえばMacでしょといった空気感がある昨今で御用達(?)のMacbook。

Macbookなら何でも良いのであれば、Macbook Proの1/2のお値段のMacbook Airでも良いのでは?と思いますよね。

 

そこで今回はメンターとして考えるMacbook Airのメリットとデメリットについてご紹介します!

 

この記事を書いた人
キャリア10年超えのフルスタック(仮)エンジニア。
業務委託で開発案件をこなしつつ、某プログラミングスクールでメンターをしている。
今月も月末対応で切羽詰まっている模様。
Twitter:@k1_searchbank

Macbook Airのメリット

圧倒的な軽さ & 薄さ

Macbook Airの特徴といえば、まずこれですね!

サイズと重量

高さ:0.41~1.61 cm

幅:30.41 cm

奥行き:21.24 cm

重量:1.29 kg3

引用元:MacBook Air - 仕様 - Apple(日本)

 

一般的な40枚綴りの大学ノートが約0.5cm程度の厚みであることを考えると、ほぼA4サイズの大学ノート3冊分しか無いことになります。

このサイズ感に加えて、1.3kgを切る重量、0.4〜1.6cmの薄さというのは、ノートPCとしては異例のレベルです。

 

軽量コンパクトなので、持ち歩くのにはもってこいですね!

 

比較的良いコスパ

M1プロセッサを採用してからは他のPCとの比較が難しくはなっていますが、以前のIntel版については国産ノートPCと比べても負けずとも劣らないスペックとなっていました。

 

また冒頭でも挙げたとおり、Macbook Airは約11.5万円〜となっていますが最新のMacbook Pro14inchは約24万〜となっているため、お値段は1/2以下の価格となっています。

 

また、Macbookは全般的にリセールバリューが落ちにくいです。

中古市場を覗いてみるとわかるのですが、6年落ちとなるMacBook Air 13.3-inch Early 2015でも5万円代前後となっています。

発売開始時の値段は約12万円ほどだったことを考えると、6年が経過しても尚40%程度の価格を維持していることになります。

 

手厚いAppleのサポートが受けられる

Macbook Airの特徴というよりApple製品全般の特徴となりますが、Appleストアに持ち込むことで手厚いサポートを受けることが出来ます。

 

自分は以前、ソフマップで購入した中古のMacbook Proの2012年モデルをApple表参道に持ち込んだことがあるのですが、故障の原因調査や修理の詳細について無償で教えていただけるなど、手厚くサポートしていただけました。

やはり実店舗があって持ち込めば相談ができる、というのは心強いですね。

 

iPhoneとの連携が便利

こちらもMacbook Airの特徴というよりmacOSの特徴ですね。

 

macOSとiOSには同じWifiに接続している場合に利用できるAirDropという機能があるのですが、これを利用することでファイルやリンクの送受信が出来ます。

更に、地味に便利なのがクリップボードの共有機能です。

 

例えば、MacbookでコピーしたテキストをiPhoneに送ることができるので、パスワードのやり取りやテキストメッセージの打ち直しなどと言った細かな作業が簡略化できるのです!

この機能を初めて知ったときは、軽い感動を覚えましたw

 

Macbook Airのデメリット

正直、あまりパットしないメリットしか上がっていないことからお気づきの方もいるかとは思いますが、自分は開発機としてはMacbook Airはおすすめしていません。。

自分はここ8年ほどはmacOSでの開発を行っているのですが、Macbook Airを開発機として考えた場合、以下のような致命的な問題を抱えているのです。

 

開発機としては一歩及ばないスペック

そもそも、Macbookの中でもAirはエントリーモデルであると認識しています。

 

最新のモデルではM1プロセッサーを搭載したことで大幅な機能向上を見せているものの、CPUのスペックアップが出来ない点メモリの搭載上限が16GBとなっている点などから、開発機として利用することは想定されていないよう見受けられます

サーバーサイドだけの小規模なプログラミングであれば必要十分なスペックとも言えますが、スマートフォンアプリの開発などはまず難しいスペックです。

 

更に、M1プロセッサーについても、最新のMacbook ProについてはM1 ProM1 Maxという更に上のモデルを搭載することで差別化を図っています。

 

ファンレスモデルであるため端末の温度がなかなか下がらない

正直なところ、これが一番の致命的な点だと考えています。

 

これは体感の話になるのですが、macOSは内部の温度が上がってくると処理能力を落とすことで発熱を抑えようとする傾向があります。

そのため、

  • 負荷がかかる処理を行おうとすると温度が上がる
  • 温度が上がったため処理能力を落とす
  • 処理能力が落ちたため、処理にかかる時間が伸びる

といった結果となってしまうため、開発のペースが著しく下がってしまうのです。

 

このとき内部にファンがついていれば排熱をより効率よく行うことができるのですが、ファンレスモデルとなっているAirではそうはいかないため延々と処理を待つこととなります。

プログラミングはトライアンドエラーの繰り返しなので、処理能力が落ちてしまうこの特性は致命的なのです。

 

Macbook Airはこんな人にオススメ

プログラミングをしない人

デメリットの項目で挙げたとおり開発機としてはデメリットが大きいため、プログラミングを考えているのであればまずおすすめできない機種です。。

 

一方で、macOSの製品を初めて使う方やお試しでの購入であれば話は変わります。

リセールバリューもよく、他のmacOSの製品と比べると圧倒的に安いため、おすすめしたい機種と言えます。

 

プログラミングをしたいけど価格を抑えたい人には、、

プログラミングをしたいのであれば、絶対にMacbook Proをおすすめします。

proの選び方

 

Apple公式が提供している中古品である【認定整備済製品】を利用する、という手もあります。

認定整備済み品

 

何れにせよ、開発機としてはMacbook一択になる想定ですね。。

 

まとめ

今回はMacbook Airがどんな機種なのか?どんな人におすすめなのか?について解説しました。

 

この記事を読んで、気になることや相談したいこと、間違いの訂正などありましたら、Twitterやマシュマロでお気軽に相談を投げてみてください!

この記事を書いたライター

けーいち

著者プロフィール

こんにちは、「けーいち」です!

普段はエンジニアとして、システムの設計や開発を行っています。

エンジニアをやっているからこその「質の高い情報発信」を目指してがんばります!

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