Macbook Pro プログラミング初心者におすすめのスペックは?

記事更新日: 2021/09/30

ライター: けーいち

ハローエンジニア!

 

駆け出しエンジニアといえばMacでしょといった空気感がある昨今で御用達(?)のMacbook Pro。

でもバリエーションやカスタマイズが豊富なので何を買えばよいか、そもそも何を基準に選べばよいかってわかりにくいですよね。。

 

そこで今回はメンターとして考える未経験の方におすすめのMacbook Proのスペックを解説します!

 

この記事を書いた人
キャリア10年超えのフルスタック(仮)エンジニア。
業務委託で開発案件をこなしつつ、某プログラミングスクールでメンターをしている。
今月も月末対応で切羽詰まっている模様。
Twitter:@k1_searchbank

そもそもスペックってどこを見ればいいの?

基本的にはCPU、メモリ、ストレージの3点を見ればOKです。

それぞれの役割やポイントについては別記事の解説をご覧ください!

 

MacOSの特性と選び方について

これは体感ベースの話になってしまうんですが、Macbookにはこんな特性があるように感じています。

スペックの選択は以下の内容を踏まえて検討します。

 

CPUなどにより本体の温度が上がると非常に重たくなる

そもそも、CPUは電気を利用し演算処理を行うんですが、その際大量の熱を発します。

発熱量はクロック数と連動しているため、高負荷の状況が続くと排熱処理が追いつかず本体の温度が上がってしまいます。

 

Macbookはどうやら本体温度が一定値を超えると、温度を下げるためにCPUの性能を落としてしまうようです。

個人の観測範囲では、概ね50度を超えると如実に処理速度が落ちます。

 

対策としては以下のような方法が挙げられます。

  • CPUが高負荷状態にならないようにする
    • アプリの起動数や処理内容を絞る
    • よりスレッド数/コア数が多いCPUの搭載マシンを利用する
  • 本体が常に冷えるように物理的に冷却する
  • 排熱ファンの回転数を上げるツールを導入する

 

ベストな対策はもちろん1.なんですが、状況によってはそうも言えない場合もあります。

そのため、高負荷の作業が予想される場合はより上位のスペックのCPUの搭載を検討すべきです。

 

なお、Macbook Airは現状ファンレスのものしか無く、CPUの性能も低めであるため、結果的に高負荷の作業には向いていません

こういった問題から、Macbook Proを推奨しています。

 

※物理的に冷却を行う場合は内部で結露を起こさないようご注意ください。

Mac ノートブックは周辺温度が 10° ~ 35℃ の場所でお使いください。Mac ノートブックを車内に放置しないでください。駐車中の車内は室温が上がり、前述の適正範囲を超える場合があります。また、相対湿度が 0 % 〜 95 % (結露しないこと) の環境で使ってください。

Mac ノートブックの動作時温度を適正範囲に保つ - Apple サポート (日本)

 

残ストレージ容量が30GBを切ると動作が非常に重たくなる

一般的なOSと同様、MacOSもメモリの残容量が足りなくなるとスワップメモリ*を確保します。

※メモリ上の容量が不足したため、ストレージの領域を間借りすること。

 

しかし、内部的にどのような処理となっているのかは不明ですが、残ストレージが30GBに迫る辺りからCPUの負荷が上がり全般的な処理が低速化していきます。

体感としては、概ね50GBの空き容量は残しておいたほうが無難に利用できる印象があります。

 

Webアプリの開発をしたい

Intel版の一番安いモデルで十分戦力になる

webアプリは起動するアプリ自体もコンパクトで、扱うデータの容量もさほど大きいものではありません。

それを踏まえると、おすすめの最小構成は13inchのIntel版 / Core i5 / メモリ16GB / 500GBです。

 

なお、現在のMacbookシリーズは購入後のカスタマイズが事実上できません。

後々スマホの開発にも興味が沸く可能性も考えると、余力があればメモリを32GBに増設しておくのがおすすめです。

 

とはいえ、ストレージは500GBもあればひとまずは十分ですし、CPUもCore i5以上が搭載されているのでそのままで十分使えます。

 

ちなみに、私が今開発に使っているMacbook Proも2020年モデルのIntel版 13inchです。

CPUとメモリはCore i5 / 16GBですが、Webアプリ開発しかしないので不満を感じたことはありません。

 

スマホアプリの開発がしたい

最低でも、Intel版の一番安いモデル + メモリ増設がほしい

スマホアプリの開発はXcodeAndroid StudioといったIDE(統合開発環境)の起動が必須になります。

加えて、アプリの起動を行う際にスマホそのもののエミュレーターも起動することとなります。

 

これらは一般的なアプリと比較して莫大なメモリを消費するものになっているため、16GBでは若干心許ないです。

一方で、CPUの演算処理については限界を超えることはそうそう無いため、基本スペックでもギリギリ太刀打ちできます。

 

これらの点を踏まえると、おすすめの最小構成は13inchのIntel版 / Core i5 / メモリ32GB / 500GBです。

また、可能であればCPUも上位のCore i7にカスタマイズしておくのが無難です。

 

動画や3Dモデルなどのメディア製作がしたい

13inch版のカスタマイズは必須、16inch版の購入も検討の余地あり

動画や3Dモデルの製作は、パソコンでの処理のなかでもトップクラスに過酷なものです。

そもそも編集対象のファイルそのものが数百MB〜数GBになるためメモリ / ストレージ共に圧迫しますし、並列処理が可能とはいえ莫大な演算処理が必要となります。

これらに加えて編集用のアプリも起動しているわけなので、負荷の高さは推して知るべし、です。

 

これらの点を踏まえると、おすすめの最小構成は13inchのIntel版であれば Core i7 / メモリ32GB / 1TBは必須ですし、正直このスペックでも利用環境によっては不安が残ります。

可能であれば、CPU、メモリ共に更に上位のスペックが用意されている16inch版の購入を視野にいれるのが無難だと考えます。

 

まとめ

今回はだいぶ独断と偏見が入っていますが、Macbook Proのスペック検討のための要素と考え方についてまとめてみました。

ひとまず整理すると、一般的な駆け出しエンジニアの方にはカスタマイズ無しの13inchで必要十分ということが伝わったのではないかと思います。

 

この記事を読んで、気になることや相談したいこと、間違いの訂正などありましたら、Twitterやマシュマロでお気軽に相談を投げてみてください!

 

この記事を書いたライター

けーいち

著者プロフィール

こんにちは、「けーいち」です!

普段はエンジニアとして、システムの設計や開発を行っています。

エンジニアをやっているからこその「質の高い情報発信」を目指してがんばります!

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