八村人気に乗っかった氷見カレーヌードルが〇〇〇だった件【実食レビュー】

記事更新日: 2021/08/09

ライター: せきぞー

皆さん、カップヌードルはお好きですか?

カップラーメンじゃないですよ、カップヌードル®です。

 

自分ですか?もちろん大好きです。

チキンラーメンに次ぐ昔ながらの、いつ食べても変わらぬジャンキーなあの味わい。

お湯をそそぐと立ち込める魔性の香りといったら、ねえ。

 

カップヌードルといえば味の種類が豊富であることも人気のひとつですよね。

今回はその中でも7月からの期間限定商品「カップヌードル 氷見カレー ビッグ」を通常のカレーヌードルと食べ比べてみたのでその時の感想をシェアさせていただきたいと思います!

カップヌードル 氷見カレー ビッグ

画像参照:日清食品グループ

まずはカップヌードル 氷見カレー ビッグ(以下、氷見カレーヌードル)の詳細について触れていきますね。

 

八村「僕の商品作ってほしいな」

 

氷見カレーヌードルは2021年7月12日〜10月31日の期間で全国のコンビニ・スーパーで限定販売されているカップヌードルです。

「氷見カレー」とは現在アメリカのプロバスケットチームで活躍中の八村塁選手(上の動画の背番号8番)が出身である富山県のB級グルメで、

商品化の発端は八村選手自らの「僕の商品を作ってほしい」の一声からなのだとか。

 

氷見カレー

ご当地グルメ「氷見カレー」はカレーに煮干しが入ることで魚介の旨味がプラスされていることが大きな特徴です。

カップヌードルのパッケージにも表記されている通り、氷見カレーと呼ぶための条件は

富山県氷見産の煮干しが使われていること」この一点のみ。

なので、その他に入っている具材などは提供するお店ごとに自由にアレンジがされています。

 

CMに困惑する視聴者多数

発売から間もなくして「なぜこの企画が通った???」と思わずにはいられないテレビコマーシャルが放送され、

お茶の間がざわつく騒ぎになっているとか、いないとか。

Twitter上でも日清の公式アカウントからコメント付で動画の投稿がされているので是非一度見ていただきたいと思います。

あまりにツッコむ要素が多すぎるので詳細の説明についてはここでは割愛させていただきます。

 

日清さん。

”本人にも喜んでもらえるはずです”はもう確信犯なのよ。

 

最後に出てくる八村選手の”多分おいしいから買ってね”の控えめすぎる売り込みが個人的にとても好印象。

 

ここまで奇をてらったCMが起用された理由には、富山のローカルテレビ局で1日の放送終了前に流れる天気フィラー(天気予報の背景)のネタが忠実にオマージュされているからという背景が実はあるんですね。

ちなみに歌詞の内容にエッジが効いてる理由は「ヨーデル」と、本音が「よー出る」をかけてるからっていう。

しかしCM内での八村選手の思い切った扱い方もさることながら、

本家版でここまで好き放題にされる柴田理恵の懐の広さ、というか制作側との関係性の深さよ。

ここまでくるともう清々しさしかないですよね。

一応言っておきますけど、片や世界を股にかけるスーパースター、片や芸能界の大御所ですよ?

 

パッケージレビュー

次に氷見カレーヌードルのパッケージの細部を軽く眺めてみましょう。

 

各所に散りばめられたリトル八村

 

おぉ、こんなくつろいだ姿なんかも…!

 

いや、めっちゃ遊んできますやん。

 

原材料についてはこんなかんじ

 

通常のカレーヌードルにはない「辛さレベル」の表記が。

先に伝えておくと辛さレベル2はカレーヌードルよりは辛いです。

 

商品開発に至るまでの裏話も。

捉え方によっては日清が八村選手に「作らされた」っていうニュアンスにもとれるが…

 

氷見産煮干しパウダー

氷見カレーヌードルには「氷見カレー」と名乗るための必須条件「氷見産煮干しパウダー」が別袋でついてきます。

 

パッケージ裏面でもサービスを怠らないリトルハチムーラ

 

皿に移すとこんな感じ。

 

粉末の量については、こってり煮干しスープが好みの自分としては若干少ないようにも感じてしまいましたが…はたしてどうなるか。

粉末自体の味は試しに少し舐めてみたところ、シンプルに煮干しの味がしました。

調味料とかはとくに使用されておらず、ただただ煮干しの粉末。

 

カップヌードル カレー ビッグとの比較

カップヌードルのカレーといえばやっぱり皆が思い浮かべるのは不動の人気作「カップヌードル カレー(以下、カレーヌードル)」ですよね。

同じカレー味でどのような違いがあるのか気になるところだと思うので、ふたつの違いについてみていきたいと思います。

今回は氷見カレーヌードルのサイズに合わせてカレーヌードルもビッグサイズのものを使用していきます。

 

氷見カレーヌードルの方がちょっと軽い

カレーヌードルの内容量120g(めん 85g)に対して、氷見カレーヌードルの内容量は108g(めん80g)と約12gほど少なめになっています。

具材が水を含んで重さが倍になったとしても24g程度の差なのでそこまで気になる点ではないかなと個人的には思います。

実際に容器ごと測ってみたところ重さの差分はきっかし12gでした。

ちなみに双方の販売価格はどちらも同じ税別220円です。

 

開封

フタを開けると中身はこんな感じ。

 

若干氷見カレーの方が粉末多め、色濃いめですね。

その他のぱっと見の違いはカレーヌードルにはジャガイモ、氷見カレーヌードルにはコーンが入っているという点でしょうか。

カレーヌードルには特に何も感じなかったのですが、氷見カレーヌードルに関しては、フタを開けた瞬間から和風だしの香りが広がってきました。

カップヌードルの魅力として、あの妙に食欲をそそる香りというのもひとつとしてあると思っています。

自分の隣で誰かが一人でおもむろにカップヌードルを食べ始めようものなら、匂いだけで意識を全部そっちにもってかれてしまう人間は自分だけではないはず。

 

熱湯注入

双方に熱湯を注いでいきます。

 

氷見カレーの方がスープの色が倍くらい濃いですね。

 

カップヌードルの食べ方には各々のこだわりが色濃く出てくるところではあると思います。

自分はお湯を注いだあとにフタはせず、1分待ったのち箸で軽くかき混ぜたら食べ始めます。

このあたりは個人の好みで構わないでしょう。

 

ちゃんとフタして3分待てよって??

いやいや、おいしく食べさせて下さいヨ。

 

ちなみに謎肉はお湯入れる前に2、3粒フライングして食べがち。

 

 

カレーヌードルシリーズの注意点は「ちゃんとかき混ぜてから食べないと粉末スープが下にめっちゃ溜まる」というところだと思います。

氷見カレーヌードルも同様なので食べ始める前は下のほうからしっかり全体をかき混ぜておきましょう。

さらに氷見カレーはスープの粘度がより高いようで、上の矢印のように少し混ぜただけでは粉末が溶け切らないので

より一層まぜまぜした方が良さそうです。

 

実食

さぁーて、前置きがだいぶ長くなりましたが実際にふたつのカレーヌードルを食べていきたいと思います!

 

あれ??この味は…

では、氷見カレー。

いただきます。

 

ふむふむ、

 

だしの効いた甘じょっぱいスープ。

 

適度にピリッとしたスパイスの効いたカレーの風味。

 

クセのない定番の平打ち麺。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

これ、カレーうどんだわ。

 

 

 

 

まぁそんなこと言ったらカレーヌードルもカレーうどんぽいっちゃぽいけど。

和風のだしが効いているわけでもないし、カレーヌードルはもはや「カレーヌードルというひとつのジャンル」といえるレベルで味が確立されている気がしているので、また別かなと。。。

 

ちなみにカレーうどんといえど(勝手に自分が言ってるだけ)、ただのカレーうどんとはまた全然味わいが違いますよ。

やはり煮干し特有の香りや味が前面に出されているし、スパイスも市販のカレールゥの辛口くらいの「辛すぎない適度な辛さ」をもたせることで個性が際立った仕上がりになっていると感じました。

とりあえずウマイ。

ただちょっと全体的に味が濃いめかな?といった印象も。

 

煮干し粉末投入

煮干し粉末も投入して味にどのような変化があるか確かめてみました。

 

が、、、、

 

これが個人的には違いがさっぱりわかりませんでした。。

「氷見カレー」の定義上この工程はあって然るべきとは思いますが、もともとスープの味がかなり濃いし、もともと煮干しの味するし、

ちょっと「気持ち要素」が強いオプションかなぁと個人的には感じました。

 

どうせなら山盛りになって麺が見えなくなるくらい粉末振りかけたい。

 

食べ比べてみた結果

カレーヌードルと食べ比べてみた率直な感想は、

氷見カレーの味が濃い

というところですね。

 

塩味、甘味、風味、全てにおいてカレーヌードルよりも濃い。

あの圧倒的な味のインパクトのあるカレーヌードルが、氷見カレーヌードルを食べた後だとめちゃくちゃ味気なくなるんですよ笑

 

双方を同時に食べていると、カレーヌードルの方に物足りなさを感じてしまうため自然と氷見カレーを食べ進めることになってしまうかもしれません。自分はそうでした。

 

結果、カレーヌードルの方だけ食べきれず残してしまいました。

 

余ったカレーヌードルは勿体ないので後でそばめしにして食べることにします。

そばめしの調理レポートも次回また別の記事にて公開していくのでお楽しみに。

 

総評

結論:「カップヌードル 氷見カレー ビッグ」は「カップヌードル版カレーうどん」

 

「カレーヌードルが食べたいけど、カレーうどんも食べたい!」

といった欲張りさんに是非おすすめしたい一品ですね。

 

ちなみに舌の感覚がおかしくなるのでノーマルとの食べ比べはあまりおすすめしません。

 

 

 

この記事を書いたライター

せきぞー

詳細プロフィール

普段は野外イベントの設営など行っています。

出来るだけ読者の方の視点に立った執筆を心がけていきます!

物静かな性格なため時折南の島に佇む某石像と勘違いされることもあるとか、ないとか。

Twitter:@100Sekizo

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