弁護士資格や医師免許など、社会にはそれを持っているだけで高収入や高い社会的ステータスになるような資格があります。
ではIT業界においてそんな強力な武器となる資格はあるのでしょうか?
そもそも国家資格とベンダー資格の違いからどんな資格を取得するべきなのか調査しました。
このページの目次
国家資格といえば「情報処理技術者試験」(IPA)です。
経済産業省が、ITに関する知識・技能が一定水準以上であることを認定してくれる資格です。
例年50~60万人が受験しています。
受験料は全試験区分共通で5,100円(税込)。
実はベンダー資格は1万円を超える受験料がかかることもざらにあるため、この金額はとてもありがたいです。
さらにこの資格、有効期限は2020年現在ありません。
国家資格はベンダー資格とは違い、特定の製品に限定されないため、目に見える形では効果が現れにくい資格です。
しかし、知識を整理したり、幅広い知識を取り込むためにはとても役に立ちます。
加えて、長期的なスパンで考えると体系的学習で地力がつくとも言えます。
自分自身のITスキルの「棚卸し」としてもかなり有効に活用できます。
ベンダー資格とは、民間資格とも言われ、企業が自社製品に関する知識や技能が一定水準以上であることを認定してくれる資格です。
メーカーから直接的に認定してくるため「特定製品をどのレベルまで扱えるのか」ということがはっきりと証明できます。
その一方で、ほとんどの製品は定期的にアップデートされることから、ベンダー資格の場合は「更新制度」が採用されているものが少なくありません。
当然、有効期限が過ぎると、その資格は失効してしまうため、その都度更新をしたり、失効してしまったときは再受験が必要になります。
基本的に受験料は国家資格である情報処理技術者試験よりも高額なものが多いです。
GoogleのGAIQやGoogle Adsなど無料で受験可能な資格からマイクロソフト社やシスコシステムズ、オラクル社の認定資格など受験料が高額になる資格など、数え切れないほどの資格があります。
ベンダー資格は大抵の場合、クラス・階級が分かれています。
例えばオラクルマスターであれば「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4階級。
またAWSの認定資格は実に14もの種類が存在しています。
ナガヤン
結局のところどっちを受験すべきなんだろうか
口コミや評判を調査してみました!
基本情報処理試験のいいところは、
— genjyu@駆け出しの独身貴族エンジニア (@genjyu8815)August 26, 2020
国家資格
知名度が高い
試験料が安い
があります。
ベンダー資格は一回受けるだけでも5万とかします
年二回しかないですが、これからエンジニアを目指すならおすすめです#プログラミング学習#プログラミング初学者#駆け出しエンジニアと繋がりたい
情報処理系の国家資格持ってても、それが評価に繋がることってあまりない、というか今までなかった。でも転職する時に使えた。だから、無駄じゃ無かったし、受験料はベンダー資格より安いし、更新無いし、取って損はないです。
—@百%コミュ障 (@yuminosira)August 5, 2020
IPAはベンダー資格と比べればお値段も安いし、国家資格だから、取って無駄になることはないと思うのだ!
— 化(粧)初(心者の)化粧イさん (@CosmeticRaccoon)June 27, 2020
資格は大事!資格取らないで実践だなんだと言ってもその人物を知らない人は何も分からない。名刺の裏に資格を書けるとカッコいいぞ。
— jirooh27 (@jirooh27)March 10, 2020
昔は国家資格しか認められなかったけど、今はベンダー資格が同等かそれ以上に認められている。
試験代は高いが毎日受験できるし、内容は実用的。
更新物は面倒だが。
レベル4の中なら
— H;ro (@ymmthrak)November 28, 2019
情報セキュリティスペシャリスト
データベーススペシャリスト
ネットワークスペシャリスト
どれかだな…
ただベンダー資格と違って取ったあと実務に昇華出来るかなんだよな、国家資格は…
ナガヤン
ツイート調査してみた感想ですが、どちらもメリットがありますね!
・幅広い知識を習得するのに役立つ(初学者、大学生向け)→国家資格
・深い知識を習得するのに役立つ(実務経験者向け)→ベンダー資格
このような感じになるかと思います。
もちろん必ずしも上記に当てはまるとは限りませんが、将来的にはどちらも取得しておいて損はないのではないでしょうか!