インターネットを検索して、好きなコンテンツを見ていると、急にデカデカと画面に表示される「404 Not Found」の文字。
最高の気分だったのに、一気にテンションがガタ落ち。。そんな経験ありませんか?
この「404 Not Found」は、「指定のURLで表示できるページがないこと」を意味するエラーページです。
そんな「404 Not Found」について、よくある原因と対処法、ミームをご紹介します。
このページの目次
「404 Not Found」とは、存在しないページにアクセスしようとした事を表す「HTTPステータスコード」です。
「HTTPステータスコード」は、今あなたが使っているWebブラウザが、Webサーバーにアクセスした際に返されるレスポンスです。
「404 Not Found」のほかに、「403 Forbidden」「503 Service Unavailable」などがあります。
つまり、私たちがアクセスしようとしたURLに対して、Webサーバーが「そんなページは存在ないよ!」と言っているのです。
「404 Not Found」が起こる原因には、次のような要因が挙げられます。
意外にもよくあるのは、URLの指定を間違えているケースです。
URLを読み直したり、URLを一度消して入力し直すと、あっさりページ表示されることもあります。誰かからもらったURLでも、「教えてもらった段階でURLが間違っていた」なんて意外な落とし穴もあるので注意です(!)
本当にやっかいなのは、それ以外のケースです。
Webサイト運営者あるいはサイト利用者による、ミスや情報が古いなどの理由から、存在しないページのURLになっています。これに関しては、個人で対応できることはほぼありません。
どうしても困る場合は、Webサイトの運営者などに依頼して対応してもらいましょう。
冷酷なほど無慈悲に「そのページは存在しない」と私たちに突き付けてくる「404 Not Found」。
そのメッセージの非情さとは裏腹に、シニカルな笑いを誘い、インターネット上ではネタやオチに使われ、妙な人気があります。
これを逆手に、404エラーページで楽しませようというWebサイトもあるようです。
クロネコヤマトの404ページでは、クロネコを探すシャッフルゲームが遊べます。
動体視力ではどうしようもないほどの超高速シャッフルののち、ネコの入った段ボールを引き当てなくてはなりません。
ノータイムでゲームスタートするので、スコアを狙いたい方はページ更新を活用しつつ挑戦してみてください。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/404error.html
ゲームメーカーであるプラチナゲームズは、404ページでピクセルゲーム(ドットゲー)を公開しています。
ジャンプと攻撃というシンプルなUIで、敵をバシバシ撃ち落としてスコアを稼ぎます。
空を飛ぶ敵にうまく当てられるかが、最初のキモになります。
https://www.platinumgames.co.jp/404/
米津玄師さんが投稿した「404 NOT FOUND」という動画(PV?)です。
曲というには一般に想像するものとは大きく異なる(どちらかというと高音のノイズ)ため、初公開の際にはファンの方も驚かされました。
ファンの中から作品の考察をする者が現れたため、現在は動画の意味するところは解明されているようです。
解説を知りたい方は、以下を反転すると答えが確認できます↓
動画のコメント欄の考察によると、この動画はモールス信号を伝えているとのことです。
モールス信号で解読すると「K A N D E N M V 2 3 0 0 K O U K A I D E S U」
つまり、「感電MV23時公開」という意味だったのでした。
こちらはブラジルの歌手、シコ・ブアルキのアルバム「Chico Buarque de Hollanda」をモチーフにしたミーム。
表情が非常にシュールなこの画像は、funnyjunk.com のページで公開されたのが、初出となります。
WIkipedia のアルバムページを見ても、4:04 の長さの曲はないので、時間に関しては深い意味はなさそうです。
404 - Dead Link -#Zeldapic.twitter.com/gCASyqI8cz
— Vinícius iskviny (@iskviny)September 21, 2015
あーん、リンクが死んだ!
ゼルダの伝説より有名キャラクター、リンクをモチーフにしたミーム。
「404でページに接続できない」=「リンクが切れた」=「リンクが死んだ」というブラックジョークになります(解説しちゃった)。
ガールフレンドが見つかない!という、非モテ男子の悩みをネタにした404ミームです。
そもそもいないのであれば、400 Bad Request では・・・というのは流石に酷すぎますかね。
この「404」の数字には、実は重大な意味があったというウワサがあります。
ウワサの大筋は次のような内容です。
「404」という数字は実は「404号室」に由来している。その部屋は世界初のウェブサーヴァーが置かれたところで、スイスの欧州原子核研究機構(CERN)内にある。ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)を考案した「ティム・バーナーズ=リー」がその部屋にオフィスを構え、彼はしょっちゅう行方をくらましていた。
これに関しては、バーナーズ=リーとともにWWWを開発したひとり、ロバート・カイリューが「そんな伝説はでたらめだ」と否定しています。
事実としては、「HTTPステータスコード」においてクライアントエラーを示すステータスコードが400番台に決まり、これといった理由はなく404が「Not Found」に指定されたようです。
404エラーとは違いますが、ページが見れないときのジョークページといえば、Chromeの「恐竜ゲーム」も有名です。
オンラインのときでも、アドレスバーにchrome://dino/と入力すると、プレイページが表示されます(リンクは貼ってますが、直接アドレスバーに入力しないと表示されないことがあります)。
スペースを押すと、さっそくゲームが始まります。↑キーと↓キーを使い分けて障害物をよけていきましょう。
見たいページが見れないのは困ってしましますが、こうした遊び心があると少しは許せそうな気がしますね。
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