「502 Bad Gateway」とは?エラーの原因と解決方法まとめ

記事更新日: 2021/09/09

ライター: ナガヤン

ワクワクしながらページを見ていると、急に現れた「502 Bad Gateway」の文字。

せっかくの気分も台無し。これってなんとかならないの?

そんな残念な体験を解消するためにも、ユーザーができる解決方法、サイト管理者ができる解決方法、具体的な事例をまとめました。

502 Bad Gatewayとは?

502 Bad Gatewayとは、ウェブサイトのサーバーの通信状態に問題があることを示すエラーメッセージです。

 

サーバーは、ウェブサイトの情報を提供する仕組み(ソフトウェア・機械)です。

レストランにおける、注文された料理をテーブルまで運んでくる店員をイメージすると分かりやすいかと思います。

 

Gateway は、一般に「出入口」を意味する語で、この502エラーではネットワークの様々なものを指します。

ユーザーの端末(スマホ、PC)からウェブサイトまでのネットワークを、一本の道に例えて「Gateway」としています。

502 Bad Gateway の仕様は?

「502 Bad Gateway」の仕様は、 RFC 7231 「Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Semantics and Content」にて次のように定められています。

6.6.3. 502 Bad Gateway

The 502 (Bad Gateway) status code indicates that the server, while acting as a gateway or proxy, received an invalid response from an inbound server it accessed while attempting to fulfill the request.

RFC 7231, セクション 6.6.3: 502 Bad Gateway

日本語訳

6.6.3. 502 Bad Gateway

502(Bad Gateway)ステータスコードは、サーバーがゲートウェイまたはプロキシとして動作している間に、リクエストを実行しようとしてアクセスしたインバウンドサーバーから無効なレスポンスを受け取ったことを示します。

ブラウザの互換性など、より専門的な情報が必要であれば mozilla の MDN Web Docs 「502 Bad Gateway - HTTP | MDN」を見ておきましょう。

ユーザーができる解決法は?

502 Bad Gateway は、ウェブサイトのサーバー側のエラーなので、ユーザー側では解決できません。

このエラーに遭遇した場合は、ウェブサイト管理者の対応を待つことになります。

502 Bad Gateway にはページ更新が効く?

502 Bad Gateway の場合に、次の方法で解決できるという説明もあります。

  • 開いているページを更新する
  • 時間をおいて再度ページを開く

ただし、ページの更新はウェブサイトへネットワーク負荷を高めるのでNGです。

 

502 Bad Gateway の原因には、ウェブサイトへのアクセス集中など、ネットワーク通信の高負荷も考えられます。

そんなとき、ページを更新したらウェブサイトに更なる負荷がかかってしまいます。

最悪、DDoS攻撃とみなされることもあるので、時間を置いてサイト管理者が解決するのを待ちましょう。

サイト管理者ができる解決法は?

サイト管理者が解決するためには、まず問題の原因を突き止めなくてはなりません。

よくある問題想定と対処法は次の通りです。

  • メンテナンスなどでサーバーが停止しているか、サーバー接続の状態を確認する
  • ウェブサイトのアドレス変更が浸透しているか、DNSの変更を確認する
  • サーバーで異常が検知されているか、サーバーのログを確認する
  • ユーザーを過剰に拒否していないか、ファイアウォール設定を確認する
  • ウェブサイトの構成にバグがないか、ソースコードを確認する
  • アクセス数に対して処理能力が適切か、サーバー設定を確認する

特に起こりがちなのが、最後のユーザーのアクセス数がサーバー処理能力を超えるケースです。

キャンペーンなどで急激にユーザーのアクセスが集中することで、サーバー処理能力が不足すると「502 Bad Gateway」が表示されます。

長期休暇期間や新規サービス開始当日など、ユーザー数が急激に増えるタイミングでは、余裕を持ったサーバー設定にしておきましょう。

様々な 502 Bad Gateway

実際にあった 502 Bad Gateway の具体的な事例を見ていきましょう。

町田で 502 Bad Gateway

 

町田のビルのデジタルサイネージに表示された「502 Bad Gateway」。いっけんお店の看板にも見えなくないです。

 

 

 

FF14ジョブ診断で 502 Bad Gateway

 

ローソンとFF14のコラボ企画「FF14ジョブ診断」での「502 Bad Gateway」。FF14の人気を甘く見てしまったのでしょうか。

 

 

 

 

デジタル庁で 502 Bad Gateway

 

デジタル庁発足初日のHPで「502 Bad Gateway」。このときの初代HPは、Webサイト作成サービス「STUDIO」で作っていましたが、STUDIO が想定していた以上の IEユーザーによってパンクしてしまったようです。

 

 

 

 

 

502 Bad Gateway はオシャレ?

502 Bad Gateway は困ったエラーですが、シンプルなテキストと nginx(エンジンエックス)の表記により、デザイン性を感じる人々もいるようです。

 

なかには、Tシャツを作りたくなる人も。

 

実際にTシャツを作っちゃった人もいました。

 

シンプルカッコいいので、街中で見かけたら見てしまいそう。

もっとも、Webエンジニアであれば胃が痛くなりそうですけどね。

この記事を書いたライター

ナガヤン

著者プロフィール

こんにちは、SEライターのナガヤンです!
サーチバンクをご覧いただき、ありがとうございます。

サーチバンクでは、エンジニア中心のメンバーで、私たちだからこそできる、べんりで楽しくなる情報を発信していきます!

これからの働き方を考えるメディア「JobTier」にて、対談記事を書いていただきました!

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