あなたは「JobTribes」というゲームを知っていますか?
ブロックチェーンゲームの1つなのですが、日本ではまだ知名度が低いかと思います。
僕も知り合いから誘われて遊んでいたものの、特に目的なくダラダラやっていたんですよね。
ただ先日、急に予定がなくなったので、4時間限定のPvPイベントに参加したところ、なんと73位になれました。
PvP73位ー!
— ナガヤン.cpp (@nagayan_sb)September 19, 2021
もうちょっと行きたかったなあ#JobTribespic.twitter.com/QhikOCDpv3
73位自体は特別すごい順位ではないのですが、ちょっと頑張ってみたら2桁になれるってなかなかないですよね??
しかも、73位でも報酬が出るようで、暗号通貨を 1000 DEP 獲得(!)
…もしかして JobTribes ってメチャクチャすごいゲームなんじゃ?
気になって調べてみたら、とんでもない裏側が垣間見えてきました。
せっかくなら多くの人が知った方が良い気がしたので、JobTribesの魅力をまとめてみました。
このページの目次
JobTribes(ジョブトライブス)は、職業をモチーフにしたキャラクターカードで戦うカードバトルゲームです。
カードバトルゲームとは、遊戯王やマジック:ザ・ギャザリングのようなゲームのことです(知ってるよね?)。
登場するキャラクターは、給料・年収ポータルサイト「給料BANK」のリアルの職業をJRPG風にデザインした「日本の給料&職業図鑑」のキャラクターで、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd(以下、「DEA社」)の手によりブロックチェーンゲーム「JobTribes」のキャラクターとなりました。
ファンタジーRPG風の職業紹介がTwitterで話題になった事もあるので、ニュースなどで一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ベストセラー本「日本の給料&職業図鑑」がブロックチェーンゲームに。制作陣に樹林伸氏や美樹本晴彦氏が参加 〜トップクリエイター描き下ろしイラストによるカードバトル、カードはデジタル・…https://t.co/VYDEhIOtvVpic.twitter.com/Hv0VzlvWDf
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch)March 11, 2019
やっぱりゲームと言ったらストーリーが気になりますよね。
JobTribesでは、原案「日本の給料&職業図鑑」にはなかった、ゲームオリジナルのストーリーが楽しめます。
「金田一少年の事件簿」「神の雫」の原作作家 樹林伸 (@agitadashi)が書き下ろした脚本を、気鋭の作家 石島志朗 が描きます。
ごく平凡な⻘年⿓新⼈(リュウ・ニイト)はある出来事をきっかけに、彼がよく遊んでいたゲーム『JobTribes』の世界に⼊り込んだことに気づく。そこは、「職業」が神として存在し、人々が「職業神」を操り、戦いを繰り広げる異世界・ジョブワールドだった。
謎の少女せりかを始めとする個性豊かな仲間たち。そして数多くの職業神たちとの冒険を通じてニイトは、自らに課せられた運命と秘められた世界の謎へと迫っていく。
JobTribesでは、職業が描かれたカード「アミュレット」で相手とバトルします。
バトルでは、6枚のアミュレットを1つのデッキとして、場に3枚ずつ出して戦います。
先に相手のアミュレットをすべて破壊した方が勝利となります。
JobTribesのココが推せるというポイントをまとめてみました。
JobTribes は基本無料で遊べます。
ゲームによっては課金限定の特典もありますが、JobTribes は課金しなければ遊べないコンテンツはありません。
せいぜい「課金すると有利になることがある」くらいです。
課金するためのお金(DEAPコイン)もゲーム中でも獲得できるので、リアルマネー課金は必須ではありません。
JobTribesで最も目にするであろうアミュレットには、漫画「FAIRY TAIL」作者の 真島ヒロ 、漫画「コブラ」作者の 寺沢武一 といった、有名な漫画家、イラストレーターが関わっています。
一部紹介しますが、そうそうたるクリエイターがアミュレットのイラストを描いています。
JobTribesの運営元であるDEA社は、日本ではまだあまり聞かないため不安に感じるかもしれません。
DEA社はシンガポールの企業ですが、2人の日本人がCEOを務めています。
ほかのメンバーも、ブロックチェーンやメディア事業に精通したメンバーで固められています。
事業展開としても、講談社やクリーク・アンド・リバー社など、上場企業と提携も増やしており、安定した運営が期待できます。
ゲームで手に入るコインはDEA社が発行する暗号通貨「DEAPコイン(DEP)」に交換することができます。
・・・これ、実は軽く流せるレベルの話じゃないんです。
正直僕も最初は「へぇー、お金になるなんてラッキーじゃん」くらいに思ってました。
でも、よくよく調べてみると、JobTribesで稼いだDEPを他の通貨に換金して、土地を購入した猛者もいるんです!
購入したのはインドネシアの方で畑用の土地でしたが、「土地を買う」なんて簡単にできることじゃないですよね。
インドネシア成人の平均月給は 265万ルピア。日本円にして 21,200円 です(1円=125ルピア換算)。
一方、生活費はジャカルタ(:インドネシアの首都)で 2万円~3万円程度なので、ちょっとしたお小遣いが増えた程度では手が届かないことが分かります。
つまり、JobTribes はリアルの給与レンジを無視した稼ぎ方ができるプラットフォームでもあるんです。
ゲームで稼ぐという考え方は、ほかのブロックチェーンゲームでも取り入れられており、「Play To Earn」として注目されています。
2021年9月時点、DEAPコインはまだ日本市場での取扱いがありませんが、海外市場ではすでに取り扱いが始まっているため、ビットコインなど他の暗号通貨と交換できます。
日本円に換算すると 1DEP≒1円 前後を推移している時期が長いですが、逆にいうと価値が底値に近い状態なので、10倍から100倍と今後価値が上がっていく可能性があります。
ストーリーやフリーマップもさることながら、PvP(Player vs Player。対人戦のこと)の話をしておきましょう。
JobTribesでは、月に2回PvPイベントが開催されます。しかも月末のPvPランキング戦では優勝者の「オリジナルNFT」が作成されます。
2021年8月には、JobTribes初の「JobTribes チャンピオンシップ 2021」が開催されました。
日本人のトッププレイヤーも多く、チャンピオンシップでは白熱した戦いが見られました。
JobTribes メッチャいいじゃん!となったと思いますが、実際にはちょっとイケてないな―と思うところもあります。
実際にプレイしてからガッカリされることがないように、JobTribesのイケてないところもご紹介します。
JobTribesは、ストーリーがアドベンチャーゲームのような紙芝居形式なので、マップを自由に行動することはできません。
しかもストーリーも更新が滞っているため、ゲームを進めていくとフリークエストとデイリークエストしかやることがなくなります。
PvPアリーナや宝くじイベントなど定期イベントもありますが、マンネリ化しがちです。
アミュレットも様々なクリエイターの作品でこそありますが、キャラクターエピソードもなく、キャラクター描写がほぼありません。
好きなアミュレットがあっても、「戦う」「素材を集める」「育てる」の3つを繰り返すしかなくなります。
そのため、コンシューマーゲームのようなシナリオと高い自由度を求める人には物足りないでしょう。
一方で、やることが少ないシンプルなゲームとも言えるので、ゲームに追われたくない人にはちょうどいいボリュームです。
JobTribes は無料で楽しめるゲームですが、ユーザー間の格差が生まれやすいゲームでもあります。
例えば、次のような格差があります。
これに対して、運営のDEA社も 「PlayMiningTV の AirDrop」 や 「特別ルールのPvPカップ開催」など緩和策を実施しています。
ただ、このような格差は他のソシャゲでもわりと起きているので、ゲーム設計の難しさともいえるでしょう。
意外に盲点なのが、一度登録したアカウント名とメールアドレスは変更ができません。
将来的に変更ができるようになるかもしれませんが、現在はサポートセンターに問い合わせても原則できないことになっています。
JobTribesをおすすめできる人は次のような人です。
一方で、JobTribesをおススメできない人は次のような人です。
JobTribesに限った話ではありませんが、ベンチャー的な新しい分野のゲームは先行者メリットが大きいです。
JobTribesに少しでも興味が湧いたのであれば、早めに遊んでみることおすすめします。