Macで文字入力をしている際に変換したキーワードの最後に半角のスペースが勝手に入っていた
なんてこと、たまにありませんか?
今回は筆者が実際に試してよかったと思う解決方法をご紹介したいと思います。
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現状筆者が推奨する方法はふたつあります。
↑上記のリストをクリックすると設定方法の項目までジャンプします。
個人的にはMacのデフォルトで導入されている入力ソースをGoogle日本語入力に変更してしまった方が楽な気がします。
具体的な設定方法に入る前に、
半角スペースが入ってしまう事象と、なぜこのようなことが起こってしまうのかを軽くおさらいしたいと思います。
Macで文字を入力していると予測変換で候補となる変換文字が入力画面にリスト表示されると思います。
↓例えばこんな感じ。
予測変換は非常に便利な機能ですが、
時々おかしな変換をしてしまう時があります。
Macのデフォルト設定では、「プログラミングスクール」のようなふたつのキーワードを合わせてひとつのキーワードになるものを
「プログラミング」と「スクール」の2回にわけて入力した場合、
「プログラミング」の後ろに半角スペースが一緒に入力され「プログラミング_スクール」となってしまうケースが時折発生します。
候補にでている2と3を見比べただけでは違いがまったくわかりません。
しかし、3を選択すると文末にわずかなスペースがあることを確認することができます。
時折この2と3の順序が逆になっていたりすると意図していない場合でも半角スペースが入力されるようになります。
半角スペースは非常に隙間が狭いのでぱっと見ただけでは有無の確認が難しいうえに、スペースをわざわざ消す作業が発生してしまうため非常に厄介に感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、はっきりとした原因が調べてもわからなかったのであくまで筆者の憶測で話をさせていただきます(申し訳ありません…)。
Macのデフォルトの設定では日本語の入力ソースに「ことえり」というプログラムが採用されています。
ちなみにことえりとは「言葉を選ぶ」という意味の「言選り」が由来だそうです。
ことえりには学習機能というものが備わっており、入力した文字などを学習してユーザーに合わせて頻繁に使用される文字が優先して変換されるように設定を変更していってくれます。
この機能が仇となり?プログラミングのあとに半角のスペースを頻繁に使っているユーザーの予測変換には「プログラミング_ 」という半角スペースを含めたキーワードが優先的に出てきてしまうのではないかと思われます。
ことえりが一度覚えてしまった変換の優先順位を一度リセットすることで不必要に覚えてしまった候補を出さないようにすることができます。
これで一度記憶した予測変換がリセットされて初期設定に戻るのでひとまずは半角スペースが自動で入力されることはなくなります。
しかし、こちらの対処法ではことえりが半角スペース有りの方が優先的だと判断すると再び同じことの繰り返しになってしまいます。
したがって継続的に半角スペースが含まれないようにするにはキーボードの入力ソースを「ことえり」から別の日本語入力のプログラムへ変更してしまうのが手っ取り早いと思います。
「Google日本語入力」とは「ことえり」にかわる日本語入力プログラムのことでことえりと同様に文字を入力した時に予測変換で適切な文字を候補としてリスト表示してくれます。
しかし、ことえりと同様に学習機能が備わっていますが、ことえりとは学習方法が異なります。
現状、半角スペースが勝手に入力されるといった事象は起こっていないようです。
さらにGoogle日本語入力は時事ネタや人名に強いといった特徴があり、ことえりで変換しても出てこないようなトレンドのキーワードを頻繁に使用する人にとっては非常に使い勝手が良い仕様になっています。