アクセスしていただきありがとうございます。
この記事にアクセスしていただいたということは、G検定の受験を考えているのではないでしょうか?
筆者は、会社の推奨資格ということもあり2020年に取得しました。
けーしー
G検定は、AIの基本知識があることを証明するための資格です。
G検定に合格すると合格証と合格認証ロゴが発行されます。
またG検定/E検定の合格者専用のSlackチャンネルに参加できます。
けーしー
チャンネルでは、ディープラーニング協会(JDLA)やAI企業のセミナー情報や交流会、最新の技術情報が発信されています。
参加しているとAIに関する情報が集まってくるので、とても重宝しています。
またG検定は、企業の転職活動でもアピールできます。
けーしー
実際に僕がAI企業に転職したときも、役に立ちました。
ただG検定を取得するだけで、転職活動がめちゃくちゃ上手くいくということではないのでそこは注意してください。
あくまで+αのアピールポイントという位置付けです。
G検定は受験に必要な資格もないので、誰でもチャレンジ出来ます。
けーしー
しかし、G検定を受験する場合に必ず押さえておくべきポイントがあります。
このポイントを押さえておかなければ、2割近くの点数を落としてしまう可能性があります。
この記事では、G検定の概要と私が合格した体験記を合わせて紹介していきます。
けーしー
G検定の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください!
最初にG検定について、もう少し詳しく紹介していきます。
G検定は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営しているAIの基本知識を有していることを証明する資格です。
G検定の上位資格として、E資格もあります。
けーしー
G検定とE資格の違いをまとめました。
・G検定:Gはジェネラリストの略。機械学習やディープラーニングの概要や具体的な手法、最新の技術動向などの知識を保有していることを証明する資格。
・E資格:Eはエンジニアの略。AIを実装する知識や技術力を証明する資格。受験するためにはディープラーニング協会が指定した講座の受講が必要。
2021年第1回目のG検定では、6,062名が受験し、3,866名が合格しています。
けーしー
6割の受験者が合格しているようです。
G検定を運営する日本ディープラーニング協会(JDLA)には、有名なAI企業やスタートアップなど多数の企業が賛同して参加しています。
・日本マイクロソフト
・NTTドコモ
・SMBC三井住友銀行
・日立システムズ
...etc
出典「日本ディープラニング協会公式HP」
けーしー
受験者数や協賛企業は、年々増えています。
参加している企業を見てみると、AIがどれだけ注目されているか分かりますね!
ここからは私の体験談も含めて、おすすめの対策本を紹介していきます。
G検定の対策本は多数出版されていますが、下記の本をおさえていれば問題ないかと思います。
けーしー
実際に僕が勉強するときに使った書籍のみを紹介します。
①人工知能は人間を超えるかディープラニングの先にあるもの
出典「Amazon」
けーしー
AIを学ぶなら、まずはこの本と言われるくらいの良書です。
AIの歴史や概要などが分かりやすく説明されています。
なぜ現在のAIブームが引き起こされているかやAIで出来ることなどが書かれているので、G検定を受験しない人でも教養として読んでみると面白いと思います。
G検定の範囲は、歴史や手法など本の内容が全体的に出題されています。
②ディープラーニングG検定公式テキスト
出典「Amazon」
けーしー
G検定の範囲は幅広く専門用語もたくさん出題されます。
そのため体系的にまとまったテキストを1冊持っていると学習効率を上げられます。
ただ次に紹介するG検定問題集の範囲や用語などをネットで調べて理解できれば、公式テキストが無くても合格まではもっていけます。
効率よく学習したい方や学習方法に不安があるなら、まとめられた公式テキストの活用をおすすめします。
③徹底攻略ディープラーニングG検定問題集
出典「Amazon」
けーしー
問題集の範囲を全て理解しておけば、合格にグッと近づきます。
G検定の公式問題集です。
実際の試験では、この問題集に載っている設問が全く同じ形式で出題されていました。
④AI白書2020
出典「Amazon」
けーしー
AI白書は直近のAI市場動向や技術情報がまとめられています。
けーしー
ここからは、僕が合格したときの勉強法を紹介します。
勉強期間は1ヶ月くらい確保して、1日2時間くらい学習時間に費やしました。
僕の場合は、既に実務でAIに関わっていたので事前知識がありました。
AIの勉強が初めての方や仕事が忙しく勉強時間の確保が難しい方は、3ヶ月くらいを目安に確保すると良いと思います。
最初は松尾先生の人工知能は人間を超えるかを読んで、AIの概要や全体イメージを掴みます。
問題は歴史や手法など細かい部分が出題されるので、全体を理解できるまで読み込むことをおすすめします。
G検定の公式テキストを読み込みながら問題集を解きました。
出題範囲の半分以上は、テキストや問題集から出ますので理解できるまで解いていきましょう。
ここからは総復習をやると良いかと思います。
人工知能は人間を超えるかや公式テキスト、問題集が完璧だと思ったら残りはAI白書を読むと良いと思います。
ただしAI白書は、500ページを超えるので全て読み込むのは大変だと思います。パラパラめくって気になった部分を読んでみるだけで問題ないです。
けーしー
ここで試験対策のポイントをお伝えします。
G検定はオンライン受講なので、インターネット検索やカンペを用意できます。
範囲が広すぎるAI白書は、全て読み込むのが難しいので試験の当日にカンペとして近くに置いておけばAI白書から出題される問題はクリアできます。
けーしー
ただし注意点があります。全ての問題をカンペで解こうとすると時間が足りません。
120分の試験時間で214問を解答する必要があります。
けーしー
意外と出来そうな気もしますが、実際に受験してみるとカンペ任せは無理だと分かりました・・
また仮に合格しても知識が伴っていないのであれば、意味がありません。
あくまでカンペは最終手段という位置付けで試験に臨みましょう。
G検定はAI資格と比べても合格するとメリットは多いように感じます。
AIエンジニアを目指す人はもちろん、教養として身につけたい人も受験してみてはいかがでしょうか。
けーしー
この記事が参考になれば幸いです。
タイピングも全く出来なかった文系卒の未経験からエンジニアを目指して、現在は自社開発でWebアプリを開発しています。
サーチバンクでは、SESの闇を彷徨ったり、挫折しそうになった経験から未経験でもITエンジニアを目指せることを発信していきます。
不定期ですがTwitterでも呟いています。
Twitter:kesi_searchbank
文系の大学を卒業後、未経験からIT業界に就職。SESやWeb開発を経て、現在はAIの自社開発でエンジニアをしています。タイピングが全く出来なかった文系出身でも、エンジニアになれることを皆様にお伝えしていきます。