ハローエンジニア!SEライターのナガヤンです!
サーチバンクではプログラミングスクールを始めとした、ITエンジニアのキャリアについて情報を発信しています。そのなかでより転職の現場に近い声を届けるべく、ある人物にアポイントを取っていました。
2020年某日都内にて、これからの働き方を考えるメディア「JobTier」の転職のプロフェッショナル「まつぱち先生」をゲストに、エンジニア転職のリアルな実態について話していただきました。
これからエンジニアを目指す人、エンジニアとして伸び悩んでいる人がキャリアを考える上で参考になれば幸いです。
このページの目次
ナガヤン
この度はお時間いただきありがとうございます。
さっそくですが、このウィズコロナと言われる時代にエンジニア転職はどのような状況あるのでしょうか?
まつぱち
全体の状況をお話しますと、ハイクラスの求人はあまり変化がありません。
経験者や特定のスキルを持った方は企業も採用したがっています。
ナガヤン
なるほど。一方でスキルセットが少ないあるいは未経験者はどうでしょうか?
まつぱち
ハッキリ言って、スキルセットが少ない方や未経験者には厳しい状況です。
企業としてもお金を出す以上は優秀な人を取りたいので、どんどん未経験者枠は絞っています。
ナガヤン
これからエンジニアになりたいという方にアドバイスする場合、
例えばまつぱちさんが20代未経験からエンジニアになるとしたら、どのようなやり方が考えられますか?
まつぱち
私だったら、まずはプログラミングスクールに行っておきます。なぜならそれが肩書きになるからです。
まつぱち
採用担当者の多くは肩書きを重視しています。
履歴書や職務経歴書に、いかに肩書きを載せられるかで見られ方は変わってきます。
ナガヤン
なるほど、そこからスクールの紹介する企業に転職して実績を積むのですね。
まつぱち
いえ、プログラミングスクールのエージェントさんには頼らず、自分で転職します。
ナガヤン
え?そうなんですか?
まつぱち
私ならWantedlyを使って活動します。
というのも転職エージェントを使おうが、Wantedlyを使おうが、未経験者自分の価値は最底辺でしかないんです。
ナガヤン
たしかに、実情はそうですね…
まつぱち
ここでエージェントを使うと、エージェントへの紹介料が企業側で発生するため合格率を狭めるだけなんです。
なので、自己応募を選択します。
ナガヤン
そうすると、スクールのエージェントは全く使わないのでしょうか。
まつぱち
ここが重要なところですが、履歴書の書き方や職務経歴書の書き方については、転職エージェントさんが教えてくれるんです。
なので、そのノウハウだけをごっそりもらって自己応募するのが一番です。私ならそうします!
ナガヤン
なるほど!情報は最大限活用しつつ、自分で応募するというスタンスが大切なんですね。
まつぱち
それと並行してやるのがTwitterでの転職活動です。
ナガヤン
Twitterですか。自分を売り込むということでしょうか?
まつぱち
企業の採用情報って、採用担当者がTwitterで情報発信しているんです。
そこで情報をキャッチアップしてからの縁故採用を狙っていきます!
ナガヤン
縁故採用ですか!Twitterで狙えるものなんですね・・!
まつぱち
もし決まれば、採用担当者にとっても自分のTwitterから採用が決まったという実績ができます。
彼らの会社での株も上がるので、完全にWin-Winなんですね!
エンジニアへの転職を悩んでいたり、現在伸び悩んでいる方にとっては、知りたい現場の情報が詰まった記事になったかと思います。
今回の対談は、これからの働き方を考えるメディア「JobTier」でも、対談記事にしていただきました!
今後も需要が高いエンジニア職種。この対談を聞いて、やっていけそうと思った方はぜひ早いうちにチャレンジしてみてください!
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