プログラミング初心者にオススメなMacbookはProとAirどっち?

記事更新日: 2021/10/31

ライター: けーいち

ハローエンジニア!

 

駆け出しエンジニアといえばMacでしょといった空気感がある昨今で御用達(?)のMacbook。

あれ、よく見たらMacbook AirとProがあるけど、Proも更に安いモデルがあるじゃん?

 

というわけで今回はMacbook3種類、AirとPro2種類(13inch/14inch)の比較をしてみようと思います。

 

この記事を書いた人
キャリア10年超えのフルスタック(仮)エンジニア。
業務委託で開発案件をこなしつつ、某プログラミングスクールでメンターをしている。
先月に引き続き、今月も月末対応で切羽詰まっている模様。
Twitter:@k1_searchbank

Macbook各機種の比較

商品イメージ
製品名 Macbook Air Macbook Pro(13inch) Macbook Pro(14inch)
リリース日 2020年11月10日 2020年11月10日 2021年10月18日
販売価格 115,280円(税込)から 148,280円(税込)から 239,800円(税込)から
CPU

Apple M1チップ

CPUコア: 8

GPUコア: 7 / 8

Apple M1チップ

CPUコア: 8

GPUコア: 8

Apple M1 Proチップ

Apple M1 Maxチップ

CPUコア: 8 / 10

GPUコア: 14 / 16 / 24 / 32

メモリ

8GB

16GB

8GB

16GB

16GB

32GB

64GB(M1 Max)

ストレージ

256GB SSD

512GB SSD

1TB SSD

2TB SSD

256GB SSD

512GB SSD

1TB SSD

2TB SSD

512GB SSD

1TB SSD

2TB SSD

4TB SSD

8TB SSD

ディスプレイ

13.3インチ

Retinaディスプレイ

13.3インチ

Retinaディスプレイ

14.2インチ

Liquid Retina XDRディスプレイ

サイズと重量

高さ: 0.41~1.61cm

幅: 30.41cm

奥行き: 21.24cm

重量: 1.29kg

高さ: 1.56cm

幅: 30.41cm

奥行き: 21.24cm

重量: 1.4kg

高さ: 1.55cm

幅: 31.26cm

奥行き: 22.12cm

重量: 1.6kg

バッテリー

リチウムポリマーバッテリー

容量: 49.9Wh

最大駆動時間: 18時間

リチウムポリマーバッテリー

容量: 58.2Wh

最大駆動時間: 20時間

リチウムポリマーバッテリー

容量: 70Wh

最大駆動時間: 17時間

 

ざっとスペックの比較をしてみるとわかるのですが、Macbook AirとPro(13inch)の2機種はほぼ同じスペックなのです。

異なるのはGPU、厚み、重量、バッテリー容量の4点のみとなっています。

 

以下にもう少し踏み込んだ部分を見ていきます。

 

Macbook AirとPro(13inch)の違い

GPU

GPUは並列処理の性能に影響します。

GPU数が大きいと、より多くの演算を同時にこなすことが出来ます。

具体的にはグラフィックの描画処理や機械学習などの膨大な演算を必要とする際に力を発揮します。

 

Macbook AirとPro(13inch)の価格差は概ねここで決まっているのではないかと思われます。

 

厚みと重量

Macbook AirとPro(13inch)の差を見てみると、若干Macbook Proが厚く重たいものとなっています。

しかし、厚みに関してはAirの一番厚い部分よりもProの方が薄いですし、重量についても100g程度の差となっているため、そこまで大きな差異は無いように見受けられます。

 

ちなみに、Macbook Pro(14inch)は更に一回り大きく、重量も200gほど重たくなっています。

 

バッテリー容量

バッテリー容量はAirとPro(13inch)の間で16%、Pro(13inch)とPro(14inch)の間で20%ほど増量しているものの、最大駆動時間はPro(13inch)が最大となっています。

これはそれぞれの機種が消費する電力量の差によるもので、より多くの処理をこなすと消費電力も増大していくため、Pro(14inch)の駆動時間が結果的に短くなっているわけです。

 

じゃあどれを買えばいいの?

スペックを比較した上ではMacbook AirとPro(13inch)はほぼ同等でした。

ではどういった観点が必要になるのか?について言及していきます。

 

Macbook AirかProで迷うならPro(13inch)を選ぶべき

Macbook Airには一つ致命的な部分として、ファンレスモデルである点が挙げられます。

macOSは発熱対策として処理能力を落としてしまうため、排熱に難があるファンレスモデルは開発に利用するのには不安が残ります

Air

 

上記で比較したようにPro(13inch)がほぼ同じスペックと若干の価格差となっているため、この2択であれば可能な限りPro(13inch)を選択することをオススメします。

 

スマホアプリの開発や動画の編集など、負荷のかかる作業もしたいのであればPro(14inch)一択

また、Web開発程度であればPro(13inch)でも十分かとは思いますが、スマホアプリ開発や動画編集など、負荷がかかる処理を行う場合はGPUのスペックやメモリの搭載量が左右することとなります。

スペック

 

購入後のスペックアップが出来ないことを考えると、予算が許すのであればPro(14inch)の購入をおすすめしたいところです。

 

価格を抑えたいのであれば認定整備済製品や分割払いの検討が吉

おそらく、AirとProで悩んでいる方の多くは価格をネックに感じているのではないでしょうか。

 

その場合はApple公式が提供している中古品である認定整備済製品を選ぶことや、金利0%での分割購入も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

認定整備済み品

 

Pro(14inch)でも、24回分割払いを利用すると月額を10,000円以下にすることが可能です!

 

M1プロセッサはまだ不安定なので、可能であればIntel版の入手が最善

一点注意が必要な点として、上記で比較した3機種はいずれもM1プロセッサーの機種となっています。

現時点でM1プロセッサーに対応していない開発環境やアプリもあるため、購入前に軽く調べる認定整備済製品のIntel版を購入することも検討してみてください。

M1に気をつけろ

 

まとめ

今回はMacbookのラインナップのうち、Air / Pro(13inch) / Pro(14inch)の比較を行いました。

 

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この記事を書いたライター

けーいち

著者プロフィール

こんにちは、「けーいち」です!

普段はエンジニアとして、システムの設計や開発を行っています。

エンジニアをやっているからこその「質の高い情報発信」を目指してがんばります!

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