プログラミング学習でもメモを取る意味はある?オススメする2つの理由

記事更新日: 2021/09/30

ライター: けーいち

ハローエンジニア!

 

爆速で腕を上げて卒業&転職とコマを進める方ってどんな特徴があるのか、どんな学習の進め方をしているのか。

知っておきたくありませんか?

 

今回はメンターとして感じるプログラミング初心者におすすめの勉強法のうち、メモを残しておくべき理由について解説します!

 

この記事を書いた人
キャリア10年超えのフルスタック(仮)エンジニア。
業務委託で開発案件をこなしつつ、某プログラミングスクールでメンターをしている。
今月も月末対応で切羽詰まっている模様。
Twitter:@k1_searchbank

学習の記録を取ることで望める効果とは?

理解が深まる

実は自分の言葉で書くことそのものが非常に重要なんです。

見たもの、聞いたものって、常に100%理解できているとは限らないんですよね。

 

けーいち

小学校の頃にやった漢字テストを思い出してほしいんですが、読めるけど書けない漢字って結構ありませんでした?

あれです、あれ。

 

見せられれば認識できるんだけど、1から自分で構築することができない状態

その漢字が書けるようになったときって、部首や偏、旁(つくり)といった構成要素や、理屈、成り立ちまでを理解して初めて書けるようになったんじゃないでしょうか。

 

一方で、自分が読めるけど書けない漢字はどれかってすぐに分かりました?

「この漢字は読めるけど書けないやつだ!」って事前に判断するの難しくなかったですか?

この判断が難しいからこそ、漢字テストというものが必要なんじゃないかと思っています。

 

一旦整理しましょうか。

ここでのポイントは以下の4つです。

  • 説明を受ければ理解できても、自分の力で1から説明をすることができない状況が存在する
  • 1.の状況は理解が浅いのが原因なので、更に踏み込んだ内容を知って覚えることで克服できる
  • 1.の状況に陥っていることに自力で気づくのは非常に難しい
  • 自分の力で説明しようとすると、1.の状況に陥っていることに気づける

 

特に重要なのが4.の自分の力で説明しようとすると、1.の状況に陥っていることに気づけるという部分です。

自分の言葉で書く自分の力で説明しようとすることになるので、理解が浅い部分は書き出すことができないんです。

 

ここまでくればあとは簡単。

理解が浅い部分を知ることができたので、その点について更に調べればよいのです。

 

けーいち

結果、効率よく理解を深めることができるのです!

 

1日の作業の復習になる

更に、知識の定着には復習が必須であると言われています。

 

けーいち

有名なものはエビングハウスの忘却曲線というものですね!

概要はこんな感じです。

 

・講義内容を復習しない場合、30日後にはほとんどの知識を忘れる

・講義から24時間以内に10分の復習をすると、記憶が100%(講義直後の状態)に戻る

・講義から1週間後に2回目の復習をすると、5分で記憶を取り戻せる

・講義から1ヶ月後に3回目の復習をすると、2~4分で記憶を取り戻せる

 

つまり、この実験を参考にすると、復習のタイミングは「24時間以内」「1週間後」「1ヶ月後」が望ましい。

それでも完全に覚えきれるわけではないが、このように3回に分けて復習の機会を設ければ、難しい学習内容でも長期的な記憶に結びつけられる。

エビングハウスの忘却曲線とは? 本来の意味やビジネスへの賢い活用法を解説 _ THE OWNER

 

この話を見るに、1日の終わりに加えて、週次、月次の振り返りもできると更に記憶の定着が狙えますね!

 

まとめ

今回は学習の進め方において、記録を残すことが知識を身につける際に非常に重要になる理由を解説しました。

爆速で内定取る人は、結構な割合で学習の記録を取っているんですよね(形は様々ですが、、)

 

記録を取ることで知識をみにつける以外にもメリットはあるので、メモのとり方と併せてまとめてあるこちらの記事も是非見てみてください!

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更新日: 2021.9.30

 

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けーいち

著者プロフィール

こんにちは、「けーいち」です!

普段はエンジニアとして、システムの設計や開発を行っています。

エンジニアをやっているからこその「質の高い情報発信」を目指してがんばります!

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